【小さなこどもがいる方向け】防災グッズの準備リスト

災害に備えた防災グッズの準備をしましょう!

災害時に備えて防災グッズ・避難グッズの準備はしていますか?
準備をしているという人も以前準備してから定期的に見直しはしていますか?
せっかく準備しても年月が経っていて使用できなかったり、最新のものでなければもしもの時に対応できない事が出てくるかもしれません。

本コラムでは、いざというときに備えて、準備しておきたい防災グッズをご紹介すると共に、こどもがいるご家庭で準備が必要なグッズもご紹介します。
コラムの最後にはダウンロード可能なチェックリストもご用意していますので、この機会にぜひこどもと一緒に防災バッグの中身を確認してみてください!

目次

最低限の防災グッズリスト

どんなご家庭でも準備する必要がある最低限の防災グッズリストです。
いくつかポイントもご紹介します。

足場の悪い中の避難も想定されます。ご家族の人数分の靴を準備しましょう。


飲料水

災害時の避難場所において飲料水は不足しがちです。避難場所の備蓄に頼らず、ご家庭でも最低人数×3日分の飲料水を準備しましょう。
また小さなこどものいるご家庭で、粉ミルクを使用する場合は、腎臓への負担や消化不良を起こさない為に、軟水で用意すると良いでしょう。


非常食

特別な調理が不必要なもの。例えば、レトルト食品やご飯、缶詰ビスケットなど最低でも人数×3日分は準備しましょう。


ヘルメット/防災頭巾

特に地震発生時は頭を守る行動を取ることが重要です。ヘルメットや防災頭巾は防災バッグの中に準備し、避難の際に着用できるようにしましょう。


マスク

避難場所の衛生環境は必ずしも良いとは言い切れません。特に冬場は感染症の蔓延も考えられますので、マスクは準備しておきましょう。


衣類

災害状況によっては、しばらく避難場所で過ごす可能性もあります。何日分かの衣類は準備しておきましょう。


タオル

タオルは濡れた体を拭き取ったりすることはもちろん、防寒具や寝具としても使用できます。


ラジオ

コンセントや電池が必要なタイプではなく、手動で発電できるタイプのものがおすすめです。


簡易トイレ

地震の時だけではなく、風水害の際も停電でトイレが利用できなくなることがあります。復旧には長時間かかることもありますので、簡易トイレは事前に準備しておきましょう。


洗面用具

身体を清潔に保つことは免疫力の弱っている避難生活の中で、とても重要です。
また清潔な状態を保ち続けることで精神的に安定する事もできます。


軍手

避難時や救助活動時に使用します。


カイロ

災害は時を選ばずやってくるものですので、冬場に薄着で避難せざるを得ない状況も考えられます。カイロなどの暖を取れるグッズを必ず準備しましょう。


救急用具

絆創膏、消毒液、包帯、(ある場合は)常備薬など


懐中電灯/乾電池

大規模災害の際は停電が発生する場合があります。その際、暗闇の中での避難も想定されますので、懐中電灯は必ず準備しましょう。また定期的に動作点検を実施しましょう。


モバイルバッテリー

災害時の情報収集や安否確認の手段としてメジャーなものがスマートフォンです。災害時には充電も十分にすることができません。予備のモバイルバッテリーを防災バッグに入れて準備しておきましょう。


ホイッスル

もしもの時に大声を出さなくとも助けを呼ぶ事ができます。大声を出すことは体力を使いますし、ホイッスルの音は人の耳にも届きやすいので、防災バッグに準備しておきましょう。


レインコート

災害はいつ何時発生するか分かりません。時には大雨の中避難する必要があります。そんな時レインコートを準備しておくと両手を開けながら体力を温存して避難する事ができます。


ブランケット

寒さは体力を奪います。ブランケットを準備することで冬場の避難に備えてください。

こどもがいるご家庭で必要なもの

おむつ/お尻拭き

災害時、赤ちゃんのおむつは不足しがちです。何日分かのおむつを事前に準備しておきましょう。また定期的におむつのサイズを確認し、適切なサイズのおむつを常に防災バッグに入れておくことも重要です。

簡易おむつの作り方はこちら


ミルク/哺乳瓶

災害時には飲料水が不足することも考えられます。液体タイプのそのまま飲む事ができるミルクを準備しておくことをおすすめします。


紙コップ

避難生活がいつまで続くのかは、実際災害が起こってからでないと分かりません。哺乳瓶の消毒も十分にできる環境ではないかもしれないので、紙コップを準備しておきましょう。

紙コップからの授乳方法はこちら


離乳食

配給品にアレルギーや好き嫌いのある子もいるかもしれません。食べ慣れた離乳食をご家庭で準備しましょう。


バスタオル

バスタオル1つあればおむつ替えからお包み、掛け布団まで様々な使い方ができます。


足場の悪い中の避難も想定されます。歩きやすい靴を準備しましょう。


健康保険証や母子手帳のコピー

避難の際に現物を所持することがベストですが、被災時にそのような冷静な判断をできる方も多くはないでしょう。もしもの時の為に、コピーを防災バッグに準備しましょう。


家族の写真と連絡先

混乱した状況下でこどもと離れ離れになってしまう可能性もあります。普段は自身の名前や住所をはっきりと伝える事ができる子でも、災害時にはパニックで言葉が出なくなる事もあります。必ず、こどもが身につけるものに家族の写真と連絡先を準備しましょう。

あると便利なもの

使い捨て手袋

感染症予防として準備していると便利です。


ウェットティッシュ

衛生的である為にも、ウエットティッシュがあると良いでしょう。小さなこどものいるご家庭ではお尻拭きで代用するのも良いです。


体温計

感染症予防対策として準備していると便利です。


レジャーシート

避難所でのスペース確保や防寒対策にも利用できます。


おもちゃ

普段と異なる環境で子どもたちも不安に思う事があります。使い慣れているおもちゃを入れておくことで、安心できるのでおすすめです。

まとめ

今回は主に小さなこどもがいらっしゃるご家庭向けに準備するべき防災グッズをご紹介いたしました。

災害は、私たちのタイミングを待ってくれはしません。
いつかやろうではなく、思い立ったらすぐに行動し、大切なこどもの命を守る為に事前に準備をしましょう。

今回ご紹介した防災グッズのチェックリストのダウンロードはこちら

この記事を書いた人

学生時代はキッズフォトスタジオにてアルバイト。
そして、だいすきな子どもたちの笑顔を守りたい!という思いで、園の防災を支えるニシハタシステムへ入社しました。
数多くの園長先生とお話しする中でお伺いした園業界ならではの課題や悩みを、少しずつ解決していけるよう発信していきます

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